大会初の5連覇!女子アジアカップ総括!

2021年10月、日本女子バスケ代表がアジアカップで初の5連覇を達成しました。

今回は、東京オリンピックよりハラハラした人は多いのではないでしょうか。

今回は、女子アジアカップの総括を書いてみました。

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得点リーダーが毎回変わった!

渡嘉敷来夢選手に加え、東京オリンピックでベスト5にもなった町田瑠唯選手、大黒柱の高田真希選手、3ポイントシューターの宮澤夕貴選手など主力が欠く中で、決勝では宮崎早織選手、その他の試合では林咲希選手、オコエ桃仁花選手など得点リーダーが毎回変わった試合展開でした。

すべてオリンピックの出場メンバーなので、他の選手がもっと活躍できれば選手層がさらに高くなるでしょう。

ディフェンス・選手層の薄さが課題!

アジアカップでもっともハラハラさせられたのはディフェンスではないでしょうか。

ディフェンスのコミュニケーションミスが目立つ試合でした。

また、身長の高い選手に対してファールでしか止められないのが課題と感じました。

恩塚亨HCが就任して1ヶ月以内での大会でしたので、連携できていないのは仕方がないかもしれませんが、今後Wリーグで戦う上でディフェンスの強度は課題なのではないでしょうか。

また、勝負所にオリンピックメンバーの出場時間が長かったことも課題です。

セカンドユニット・サードユニットが勝敗に関わることもあります。

まして、ファールや怪我で試合に出られないことも少なくありません。

パリオリンピックは東京オリンピックに比べハードな試合スケジュールと言われています。

これから選手層をどのように厚くするか注目です。

大収穫は宮崎早織!

今回のアジアカップでの大収穫はPGの宮崎早織選手です。

2019年に開催されたアジアカップMVPの本橋菜子選手をはじめ、町田瑠唯選手の対策をしてくるに違いありません。

アメリカが東京オリンピックの決勝戦で町田瑠唯選手を封じた作戦のように勝つことに徹すればありえる話です。

宮崎早織選手はこれまで強豪ENEOSで、吉田亜沙美さん・藤岡麻菜美選手など偉大な先輩達を見ながら過ごしてきました。

2020-2021シーズンよりスタメンPGで活躍後、東京オリンピック・アジアカップベスト5を経て、自信と共に世界で戦える選手になったと思います。

また、今大会では3×3の日本代表に選ばれた山本麻衣選手も多くの出場機会を獲得し、アピールできたのではないでしょうか。選手層のPGが厚いと攻撃にも幅が広がります。宮崎早織を含め、今後のPGに期待です。

今後の日本女子バスケはどうなる?

オリンピックまで3年を切りましたが、3年後に東京オリンピックで戦った選手のうち何人が残るか分かりません。

しかし、MVPを獲得した赤穂ひまわり選手をはじめ、オコエ桃仁花選手、馬瓜ステファニー選手達が20代半ばになるので楽しみでもあります。

また、怪我による引退をしていたPGの藤岡麻菜美選手も気になるところです。

パリオリンピックまで恩塚亨HCで戦うと思いますので采配にも注目です。