東京パラリンピックの車いすバスケの活躍を見て、車いすバスケ漫画を見たいと思った人も多いのではないでしょうか。
車いすバスケを題材にした漫画は、あの人気バスケットボール漫画『スラムダンク』の作者、井上雄彦さんが書いた『リアル』という漫画があります。
今回は、『リアル』を読んだことがない人向けに漫画『リアル』の魅力を紹介します。
『リアル』の概要
- 漫画名:リアル
- 作者:井上雄彦
- 出版社:集英社
- 連載誌:週刊ヤングジャンプ(2021年10月時点でも連載中)
- 巻数:15巻(2021年10月時点)
漫画『リアル』は、1999年より週刊ヤングジャンプで不定期に連載されている車いすバスケの漫画です。2014年11月から休刊し、2019年より連載再開されています。
これまでの漫画発行部数は1,500万部以上と、とても人気な漫画です。
魅力①人間の心理がリアルに描かれていること!
漫画と言えば、こんなこと現実では、ある訳ないということありませんか?
怪我から急に復帰できたり、怪我してもすぐに立ち直れたり…。
しかし、漫画『リアル』は、選手や人の気持ちに焦点を当てられた漫画です。
自分のバイクの事故で山下夏美が下半身不随となってしまった野宮朋美の罪悪感や、病気による引き込みから人と出会うことで車いすバスケの魅力に惹かれる戸川清春、事故で下半身不随になり車いすバスケと出会うことで自分の弱さと向き合い始める高橋久信など、3人の主人公がどうやって日々と向かい合っていくかが描かれています。
週刊ヤングジャンプに連載されている漫画なので、これまでになかった現実がある漫画です。
魅力②キャラクターが個性豊か
漫画『リアル』には、3人の主人公の他に周りのキャラクターも個性豊かな人が多いです。
それだけではなく、周りのキャラクターにまつわるエピソードも多数あります。
ぜひ、漫画『リアル』を見る時は周りのキャラクターにも注目です。
魅力②心に響く言葉がたくさんある!
人間は楽しいことだけではない!辛いことをどうやって乗り越えていけるのかということをさまざまな言葉で伝えてくれる漫画です。
日常生活の中でどう困難を乗り越えていくのか考えさせられる漫画でもあります。
東京パラリンピックをきっかけに漫画『リアル』も見てみよう!
東京パラリンピックをきっかけに車いすバスケを知った人も少なくありません。
車いすバスケの細かいルールは書かれていませんが、車いすバスケを知っている人も知らない人も楽しめる『リアル』、『スラムダンク』の映画化の前に一度見てみてはいかがでしょう。