東京オリンピックで3ポイントを決め続けた宮澤夕貴は、もともとワンハンドではなかった!

東京オリンピックで女子バスケットボールの銀メダリスト!その立役者の1人に宮澤夕貴選手があげられるのではないでしょうか。

宮澤夕貴選手と言えば、3ポイントのワンハンドシュート!そのワンハンドシュートには、理由があるんです。

今回は、宮澤夕貴選手の魅力や特徴、ワンハンドの理由について紹介します。

宮澤夕貴のプロフィール

  • 名前:宮澤夕貴(みやざわゆき)
  • コートネーム:アース
  • 生年月日:1993年6月2日
  • 出身地:神奈川県横浜市
  • 出身校:金沢総合高校
  • 身長:183㎝
  • ポジション:フォワード
  • Twitter:https://twitter.com/ye52myry30
  • Instagram:https://www.instagram.com/miyazawa_yuki/
  • 所属:富士通レッドウェーブ

【受賞歴】

  • 2015・2017・2018年:Wリーグベスト5
  • 2018・2019年:皇后杯MVP

宮澤夕貴選手は、神奈川県出身のバスケットボール選手です。

小学校時代、姉の影響でミニバスをはじめ、中学時代は全国大会には出場していませんでしたが注目されていた選手で、星澤監督からスカウトされ強豪チーム神奈川県立金沢総合高校に進学をします。

高校1年よりU-16の日本代表、3年次には主将でインターハイ優勝に導きます。

その後、3番ポジションでプレイしたいことから、ENEOSサンフラワーズに入団、リオ五輪ベスト8など日本代表で活躍するも2020年膝の怪我にて戦線離脱、2021年東京オリンピック銀メダルに貢献する。

2021~2022シーズンより富士通レッドウェーブに移籍、リーグ準優勝に貢献しました。

宮澤夕貴が3ポイントをワンハンドで打つ理由

ほとんどの男子は3ポイントをワンハンドで打ちますが、女子は腕の力もあり、ほとんどの選手が両手のシュートを打ちます。

宮澤夕貴選手は、高校卒業後まで他の選手と同じように両手で3ポイントを打っていました。

しかし、2012年、ENEOSサンフラワーズに入団直後から東京オリンピック日本代表HCのトム・ホーバス氏にワンハンドシュートの変更を要求されます。

日本女子バスケットボール選手にとっては、恵まれた183㎝の身長、そこから放たれるワンハンドの3ポイントシュートは強力な武器になると考えたことでしょう。

初めは届かず、2012〜2016年の約4年間、試合で打った3ポイントシュートはたった1本。

ミドルシュートのシュートフォームが崩れた時期もありました。

しかし、2016~2017年シーズン、193本の3ポイントシュートを放ち、シュート成功率がリーグ9位と飛躍の年となります。

その後、東京オリンピックの宮澤夕貴選手の3ポイントシュートは強力な武器となり、3ポイント成功率42.9%、準々決勝のベルギー戦では3ポイントシュート7本決めました。

宮澤夕貴の女子力にも注目

東京オリンピック後の宮澤夕貴選手の移籍は誰もが驚いたことでしょう。

しかし、移籍後も活躍し、富士通レッドウェーブを準優勝まで導いています。

パリオリンピックでどのような活躍をするのか楽しみですね。

ちなみに、宮澤夕貴選手には意外な一面が2つあります。

それは、「絵が上手いこと」「女子力が高いこと」です。

コロナ自粛の際、Twitterでジブリの素晴らしい絵を書いていたこと、ネイルやメイクが上手いようです。

宮澤夕貴選手を知るには、バスケットボール選手以外の一面が見られるSNSを参照することをおすすめします。