アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身。高校時代シメオンキャリアアカデミー高校でPGとしてチームを州チャンピオンに導く。
大学ではメンフィス大学でNCAAトーナメント準優勝を経験。
2008年のNBAドラフトでシカゴ・ブルズに全体1位指名で入団。
現在はミネソタ・ティンバーウルブスに所属。2010-2011にはNBA史上最年少となるシーズンMVPを受賞。
ポジションはPG。
誰もが
「この選手はNBAを背負う選手になる」
そう確信したはずだ。
そう。それが
デリック・ローズ
シカゴ・ブルズ時代のローズ
ブルズ時代のローズの最大の武器といえばクイックネスと、力強いペネトレイトだろう。
一発でマークマンを抜き去り、自分より大きい選手相手にもひるむことなくペイントエリア内で次々と得点していく姿は見るものを魅了するといって間違いない。
いつ、どこにそんな隙間があったのかという二人の間をグッと抜く、ヘルプが寄ってきてもアシスト、ダブルクラッチ、スクープショット、ダンクといくつ選択肢があるだろうという引き出しの中から瞬時に選択し、卓越したボディバランスで時にはかわし、時にはねじ込みリングに沈める。
相手選手がヘルプに寄って来た、ブロックに跳んで来たらフリーの選手へさばく、ローズはアシストも得意だが、やはり味方選手のフリーを作り出す起点となるのは自身のペネトレイトであった。
ローズのプレー、実績を見て、多くの人がマイケルジョーダン以来なかなか結果を出せずにいたシカゴ・ブルズの復活を期待した。
ローズを襲った試練
強豪として戻ってきたブルズを率いていたローズだが、2011-2012シーズンのプレーオフ一回戦、ドライブインからのプレーで左膝前十字靭帯断裂という大怪我を負ってしまう。
以前から足首の怪我に悩まされていたローズだが、その後もハムストリングの負傷や半月板断裂など度重なる怪我や手術で出場と欠場を繰り返し、なかなか思い通りの結果を残せなかった。
復帰後のデリック・ローズのプレイの変化
怪我から復帰したローズ、以前はその得点力、突破力で目立つ場面が多かったが、最近は、アシスト、3ポイント、ペネトレイトなどどれも器用にこなすユーティリティープレイヤーのように感じる。
シュートもアシストもあるというところからペネトレイトも以前のようにパワフルなものというよりきれいなものに近づいているように思える。
自身を中心に周りを生かすPGから自分が縁の下となり周りを生かすPGに、そのプレースタイルの変遷は怪我や移籍と向き合い、悩み、努力あってのことだろう。
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そして、努力が奇跡を呼んだ
何度か移籍を繰り返し、ティンバー・ウルブスと契約を結んだローズは2018年10月31日ユタ・ジャズ戦で自身キャリアハイとなる50得点を記録した。
このことに関して現役でプレーしている選手をはじめ、引退した選手、数多くのNBA選手たちが喜び、称賛のコメントを残した。
ファンだけではなく、NBAのライバルたちからも待ち望まれていた瞬間だったのだ。
これだけ周りの人たちに愛され、尊敬されるローズはこれからもNBAやバスケットボールに欠かせない人物だろう。
人一倍悔しく、苦しい思いをして、這い上がってきたローズ。
50特典した試合後のインタビューに涙したファンも多かったはずだ。
しかし、彼の戦いはまだ序盤。
これからNBAを背負っていく選手になってくれるはずだ。
バラ(ローズ)は、再び花を開いてくれた。
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