NBA、National Basketball Associationは世界最高峰のバスケットボールリーグであり全30チームで構成される。
バスケットボールという競技が誕生してから約半世紀後の1946年ニューヨークで創設された。
両カンファレンスの優勝したチームが激突する「NBAファイナル」は世界各地に中継放送されて3億人が観戦していると言われる。
1980年代、1990年代には
マイケル・ジョーダン
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マジック・ジョンソン等のスター選手が台頭し、今やNBAは世界1と言っても過言ではないスポーツ・エンタテインメントとなている。
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創世記、アイスホッケーの空き時間を埋めるために創設された!?
NBAの創設の目的は、プロアイスホッケーに利用されるアリーナの空き時間をどう埋めるか?
という問題を解決するために創設された。
初代コミッショナーもバスケットボールの関係者ではなくAHLというホッケーリーグの会長であるモーリスポドロフ氏が就任した。
当初はBAAという名称で1949年ライバル関係にあったNBLを吸収合併し現在のNBAに名称を変更した。
当初は白人選手が大半を占めていたが、1950年初の
チャック・クーパーがドラフト指名され
その後ビル・ラッセル
ウィルト・チェンバレンなどがNBA入りする。
1950年前半はロサンゼルスレイカーズの前身であるミネアポリスレイカーズがNBA初の3連覇を達成。
後半にはビル・ラッセル率いるセルティックスがリーグを支配し始める。
このころの映像を見ると現代とはシュートフォームが違ったり、フリースローは下から投げたりと中々興味深いところがある。
フリースローを下から投げると言えば、この人もですよね。
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セルティックス伝説の8連覇を経て、徐々に人気は低迷していく。
1960年代はセルティックスの時代だった。
名称レッドアワーバックが人種にこだわらない選手起用と実力のある選手をあえて先発起用せずベンチスタートとするシックスマン制度をNBAで初めて採用し、8連覇を達成する。
セルティックスの支配が終わり群雄割拠の時代を迎えた70年代前半、レイカーズとニックスの対戦などで人気を博していたが、70年代中盤にはベトナム戦争の泥沼化、薬物の蔓延などの暗い時代背景の影響でNBAの人気は急速に低迷していく。
ジュリアス・アービングや
カリーム・アブドゥル・ジャバ—
などのスター選手が活躍するも人気回復までは至らなかった。
人気復活の80年代90年代
どん底のNBAを救ったのはマジック・ジョンソンとラリー・バードの登場だった。
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両者のライバル関係はリーグを活性化させ二人はいくどとなく優勝を争った。
後に神様と呼ばれるマイケルジョーダンや次世代を担うスター選手がNBA入りを果たしたのも
この時期だった。
このころ第4代コミッショナーに就任したデビッドスターンはリーグのクリーン化に力を注ぎNBAの人気は加速度的に増していく。
90年代はジョーダン率いるシカゴ・ブルズがリーグを席巻する。
ジョーダンと個性あふれるライバルたちの熱い戦いはアメリカ国内だけでなく海外にもNBAブームを
巻き起こした。
世界的な人気を決定的なものにしたのは1992年のバルセロナオリンピックのドリームチーム派遣であった。
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2000年から現在に至るまで
ウエスタンカンファレンスに強豪チームが揃う西高東低と呼ばれる図式になり現在も続いている。
ゾーンディフェンスの解禁、海外選手がドラフト1位指名を受けたり、MVPを受賞するなど国際色が豊かになっていく。
ステフィン・カリーの登場でこれまでインサイド中心であったオフェンスが3ポイント中心のオフェンスに切り替わりNBAは今大きな過渡期を迎えている。
時代に合わせて人種の壁を乗り越え、ルールの改正や海外選手の活躍、戦術の変化、新たなスターの誕生でファンを楽しませてきたNBA。
これからも我々を楽しませてくれることを期待してやまない。