
独特のシュートフォームでフェニックス・サンズやダラス・マーベリックスで愛されたショーン・マリオン。
全盛期の2000年代中盤にはオールラウンドプレーヤーとして名を馳せ、スティーブ・ナッシュやアマレ・スタウダマイヤーと共にサンズを強豪へと押し上げた。
そんな彼のプレイスタイル、失態について書いてみようと思う。
ザ・マトリックス
マリオンは1999年のNBAドラフトで、フェニックス・サンズから1巡目9位で指名を受け、そのキャリアをスタートさせる。
ルーキーイヤーではシーズン平均得点を2桁に乗せ、オールルーキーセカンドチームに選出された。
201㎝とNBAの中では平均的な体躯ながらも、スピードと跳躍力、タフネスが人間離れしており、その身体能力を生かした豪快なプレイは「マトリックス」と呼ばれた。
本人もこの渾名を気に入っており、右足に漢字で
「魔鳥樟(マトリックスの当て字)」の
タトゥーを入れている。
新人時代には恥ずかしい失態も!
オールスターに4度出場し、オールNBAに2回、2004年アテネオリンピックアメリカ代表に選出されるなど輝かしいキャリアを持つマリオンだが、実は新人時代に盛大なやらかしをしてしまっている。
ジャンプボールシチュエーションの末にボールを保持したマリオンは、何を思ったか自軍のゴールへ猛ダッシュ。
結局途中で気づき自殺点は免れたものの、このことはNBA全体に失笑をもたらす失態となった。
どんなスタープレイヤーでも新人の頃はやはり緊張するのだろう。
ショーン・マリオンは現在何をしている?
Twitterやブログによれば、現在マリオンはアメリカ心臓協会主催の慈善活動に参加をしたり、コメンテーターとしてメディアに登場したりと、充実した日々を送っているようだ。
現役時代はメディアの扱いが小さかったが、ファンや専門家からの評価は軒並み高かった。
マリオンはファンの心にいつまでも残り続けるだろう。
今後の活動にも注目だ!