レギュラーシーズンをウエスタン・カンファレンス3位で終えたトレイルブレイザーズは、近年安定した強さを誇るもプレイオフでは最高でもカンファレンス準決勝止まりです。
更にここ2年は1回戦でスイープ負けと結果を残せていません。
今年はどこまで勝ち進めるでしょうか?
6位でシーズンを終えたサンダーも近2年はプレイオフで1回戦負けが続いています。
エース「ウエストブルック」と「ポール・ジョージ」の2年目となるコンビで躍進できるでしょうか?
レギュラーシーズンの直接対決ではサンダーがスイープしています。
ユフス・ヌルキッチがまさかの全休に!リラード、マッカラムの活躍が絶対条件に
Jusuf Nurkic was just carted off with a gruesome leg injury. He is probably done for the rest of the season. pic.twitter.com/gYdstkGNVT
— VAME Sports™ (@VAMESports) 2019年3月26日
デイミアン・リラード、C・J・マッカラムに次ぐ得点源で、ディフェンスでも活躍するセンターのユスフ・ヌルキッチが怪我によりシーズンアウトになってしまいました。
Can we talk about the ref kicking Jusuf Nurkic as he’s laying on the ground? What the hell are you doing my guy? pic.twitter.com/AExS0cWKJt
— Jimmy Clarke (@JimmyClarke) 2019年3月26日
代役としてエネス・カンターを加入させましたがディフェンス力が課題と言われており、どこまでやれるかは未知数。
どちらにせよリラード、マッカラムの負担が大きくなった事は間違いなし。
あとは弱点と言われるベンチメンバーが、どこまで活躍出来るかがポイントかと。
こちらもジョージ、ウエストブルックの出来次第
サンダーは、ウエストブルックのトリプル・ダブルやポール・ジョージの爆発力で波に乗るチームです。
ウエストブルックの控えとして加入したデニス・シュルーダーの活躍や、ジェレミー・グラントの成長などもあり昨年よりチーム全体で得点を取れるようになってはいますが、2人の活躍があってこその話です。
似たような両チームですので、エース以外がどれだけ活躍するかが勝敗を分けそうです。
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魅せた!これぞエース「デイミアン・リラード」!
終わってみれば、リラードの爆発力が光ったシリーズでした。
ブレイザーズホームで始まった第1戦はブレイザーズがリードを保ち終盤を迎えますが、4Q終盤にサンダーが追い詰めます。
しかし、リラードがタフな3ポイントを決めそのまま逃げ切ります。
第2戦ではリラード、マッカラムが合わせて62得点を挙げ20点差をつけ完勝。
サンダーのホームに移った第3戦は、リラードが32得点を挙げるもウエストブルックが大暴れを見せ完敗。
しかし続く第4戦はアル・ファルーク・アミヌが攻守にわたって大活躍。
マッカラムも27点を挙げ王手を掛けます。
そして、第5戦
これぞプレイオフという激しい戦いになりました。
序盤はサンダーペースで進みますが、ブレイザーズも盛り返し1点リードで終えます。
4Q途中ではサンダーに10点以上離されますが終盤に追いつくと同点で迎えた終了間際、リラードのブザービーターが決まり劇的な勝利でセカンドラウンド進出を決めました。
リラードはこの日3ポイント10本を含む50得点を挙げています。
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波が激しすぎたサンダー
シーズン中から、連勝をすれば連敗もするなど安定感の無さが課題だったサンダーですが、プレイオフでも出てしまいました。
1,2戦ではチームで3ポイントを61本打って決めたのはわずか10本でした。
ウエストブルックに限れば2回トリプル・ダブルを記録し平均で22点以上は挙げましたが、フィールドゴール率が2戦では25%、4戦では23,8%、5戦は35,5%と低確率でした。
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逆に勝った試合では33得点、フィールドゴール率50%、3ポイントも4/6と高確率でした。
ジョージも平均得点は28,6点と高い数字でしたが、5試合中3試合でフィールドゴール率が40%を下回りました。
やはりこの2人が高いパフォーマンスを見せなければオクラホマシティ・サンダーは波に乗れません。
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プレイオフでは、安定感がないと勝ち上がっていくのは厳しいですね。
文句のつけようがない活躍『デイム・タイム』
シリーズの平均得点33点とハイパフォーマンスを見せたリラード。
凄いのは、かなりのタフショットが多かった事です。
乗せたら危険な選手と分かっているのでサンダーもタイトに守っていましたが、何事もなかった様な表情で次々とシュートがリングに吸い込まれていきました。
そして極め付けは
『デイム・タイム』
まさに文句なしの活躍でした。(2014年のプレイオフ、対ロケッツ戦を思い出しました)
サンダーでは、デニス・シュルーダーがウエストブルックの控えながら安定した活躍を見せてくれたと思います。
他にもジェレミー・グラントやベンチ選手たちも出場した時は、皆自分の仕事をしていました。
冒頭でエース以外がどれだけ活躍するかが課題と書きましたが、終わってみれば、サンダーはエースの波が今回のプレイオフの課題になってしまいました。
試合結果
※日付は日本時間
第1戦4月15日
(Home) ブレイザーズ 104-99 サンダー (Away)
第2戦4月17日
(Home) ブレイザーズ 114-94 サンダー (Away)
第3戦4月20日
(Away) ブレイザーズ 108-120 サンダー (Home)
第4戦4月22日
(Away) ブレイザーズ111-98サンダー (Home)
第5戦4月24日
(Home) ブレイザーズ 118-115 サンダー (Away)
ブレイザーズ4-1サンダー
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