「デイミアン・リラード」ナンバーワン・ポイントガードの証明。ラッパーもやっているって知っていた?

デイミアン・リラードはNBAで最も過小評価されているポイントガードといっても過言ではない。

しかし、2019年のプレーオフでの彼は、彼を過小評価している人々を黙らせるには十分のハイパフォーマンスではなかっただろうか。

特にクラッチタイムでは歴代屈指の強さを誇り

『スーパースター』

と評しても違和感のない実力者だ。

2019年プレーオフファーストラウンド、オクラホマシティサンダーとのセミファイナル進出をかけた第5戦。

名ディフェンダー・ポールジョージとの1on1からの劇的なブザービーターは記憶に新しく、NBAファンは誰もが繰り返しこのプレーにただただ興奮したにちがいない。

そんな彼のこれまでの道のりをたどっていく。

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誰もが認める華々しい経歴

ユタ州オグデンにあるウィーバー州立大学から2012年のNBAドラフトでポートランド・トレイルブレイザーズから全体6位で指名されてNBAへ。

2012年デビューシーズン、10月31日NBAデビュー戦でロサンゼルス・レイカーズに対し23得点11アシストを記録し鮮烈デビューを果たす。

その後もルーキーながら活躍を続け、NBA史上4例目となる満票で新人王を獲得した。

2013年シーズンには、NBAオールスターゲームのロースターにも選ばれた。

これはスーパースター「コービー・ブライアント」が怪我で出場できないながらも多くの得票を集めたため、メディアを通じてリラードが推薦された。

2014年シーズン、新人から3年連続で3ポイントシュート150本成功というNBA初の記録を樹立。

2017年シーズン、2018年2月2日に行われたラプターズ戦で32得点を記録し、チーム史上最速で通算10000得点に到達した選手となる。

また、デビューから最初の6シーズンで通算10000得点、2500アシストを記録した史上8人目の選手となった。

華々しい経歴の裏にある、知られざるバックグラウンド

リラードはカリフォルニア州オークランドで生まれ、決して裕福とは言えない家庭で生まれ育ち、
幼い頃は木の枝に向かってシュートを打っていたらしい。

そしてある日その枝が切られてしまい怒っていた所、祖父が牛乳瓶の箱があるからこれで練習すれば良いと提案し共にその箱の底に穴を開け、それを電柱に結びプレーを続けた。

周囲はドラッグの世界に引きずり込まれるような環境で、自分を律しバスケに打ち込んでいたが高校時代は満足なプレータイムをもらえず、更に私立で裕福な生徒が集まる環境にも馴染めず二度の転校を経験。

そしてウィーバー州立大というほぼ無名の大学に拾われる中で実力を発揮、ついに夢であったNBAデビューを果たしトッププレイヤーに上り詰めたという苦労の跡が伺える過去があったのだ。

「自分は苦労したバックグラウンドがあるから、困難があっても乗り越えられるんだ。」

リラード自身も、そう語っている。

まさにアメリカンドリームを掴んだ選手なのだ。


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リーグ屈指の勝負強さ“DAME TIME(デイムタイム)”

度胸があってプレッシャーに強く、接戦終盤の絶対にミスできない状況でシュートを沈めて勝利を呼び寄せる。

試合のラストショットを安心して預けられるのが、クラッチプレイヤーといわれる。

時に「クラッチタイム」=「デイムタイム」「リラードタイム」と言われ、そんなリラードのプレーをオマージュし、アディダスからバッシュがリリースされるほどだ。

その名もYKWTII (You Know What Time Is It)。

またデイムタイムには根拠があり、彼はオーバータイムになると一層と輝きを増し、覚醒するパターンが非常に多いと言われる。

レブロン、デュラントなどスーパースターとあってもオーバータイムになるとキャリア平均よりもシュート成功率が落ちるがリラードはオーバータイムにおけるシュート成功率がキャリア平均シュート率を大きく上回るのだ。

そのあたりを考慮しても、リラードの延長戦パフォーマンスは紛れもなくスーパースター級だ。

「優勝よりも大事なことがある」

2018-19レギュラーシーズンは3位でプレーオフ進出した。

そして、サンダー、ナゲッツとの死闘を制しカンファレンスファイナルまで勝ち上がった。

カンファレンスファイナルでは王者ウォリアーズを前にスウィープされ力尽きてしまったものの、ブレイザーズを率いたリラードの功績は今や誰もが認めざるを得ない。

オールNBAセカンドチームにも選出され、2019年夏にブレイザーズとの4年の大型契約にサインすると言われている。

今後も優勝が期待できるかわからないチームで選手としてのピークを過ごすことになるかもしれない。

NBA選手は誰もが優勝リングを手にしたいと思っている。

そのためなら、チームにトレードを要求して、より強いチームを求めて移籍することもよくある話だ。

しかし彼には持論があるのだ。

スター選手が一人トレードされれば、受け入れる側のチームも選手を放出することにもなる。

彼は、自分とともにトレードに出されてしまうチームメートの人生への影響を考える選手なのだ。

これが『リラード流』の生き方。

 

ブレイザーズでの優勝という目標を実現させるかどうかは別として

『偉大なフランチャイズプレーヤー』

としての彼はチームにそしてファンに未来永劫刻まれるのだろう。


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実はラッパー?

『Dame D.O.L.L.A.』の名前でプロのラッパーとしても活動しているリラード。

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アルバム制作中のオフ期間は午前中はワークアウトをこなし、午後はスタジオにこもり作業に集中していたそう。

これもまたどんなことにも手を抜かない、徹底するのがリラード流。

いつかファイナルを制し彼のラップをコート上で披露できる日はそう遠くないかもしれない。

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