NBAのオクラホマシティー・サンダーに所属するポール・ジョージ。
ロサンゼルス北中部の都市、パームデール出身。
2010年ドラフト10位でインディアナ・ペイサーズで指名されキャリアをスタートさせた。
2012-2013年シーズン、チームはエースのダニーグレンジャーを怪我で失うがここで攻守両面で大きく
成長したジョージはチームのエースとなり初のオールスター出場、MIPを受賞し飛躍の年となった。
チームの顔からリーグを代表する選手としての更なる飛躍
翌2013-2014シーズン、インディアナ・ペイサーズは、東カンファレンスの首位となりプレイオフでは第1シードを獲得。
ポール・ジョージはオールスターではスターターとしても出場を果たした。
名実ともにリーグを代表する選手の一人となったのだ。
この年のペイサーズの印象はスターター5人のバランスがとれていて、ディフェンスが固いなーという
印象だった。
東の決勝でレブロン・ジェームス率いるマイアミに破れるも、オールNBA3rdチーム、オールディフェンシブチームでは1stチームに選ばれ、オフにはFIBAワールドカップのアメリカ代表トレーニングキャンプに招集され誰もがポール・ジョージの明るい未来を疑うことはなかった。
ポール・ジョージを襲った悲劇 天国から地獄へ
アメリカ代表トレーニングキャンプ中に練習ゲームの最中、ジェームズ・ハーデンのレイアップをブロックしようとしたポール・ジョージは着地に失敗し、右足の腓骨と脛骨を開放骨折する重傷を負ってしまう。
完治まで1年ほどかかり、翌シーズンのペイサーズは他の主力選手たちの怪我も重なりプレーオフ出場もならず。
オフに主力のほとんどを放出し残ったポール・ジョージは怪我明けの体で孤軍奮闘するもチームはプレーオフ出場がやっとの状況だった。
故郷のロサンゼルスではなくオクラホマへ移籍！？救世主としての活躍
この間絶えず移籍の噂がつきまとっていたポール・ジョージ。
故郷ロサンゼルスへの移籍が濃厚と噂されていたが2017年オフ、ビクター・オラディポとのトレードでオクラホマシティ・サンダーへの移籍を発表。
同時にニューヨークからカーメロアンソニーも移籍。
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怪我から復帰した後もそれなりにプレーしていたが、怪我前のインパクトはなくなっていたポール・ジョージがウエストブルックとカーメロとのトリオ結成でどのようなプレーができるか？
注目が集まるもボールのシェアに苦しみながらのプレーはギクシャクしていた。
オフに今度こそロサンゼルスへ移籍かと予想される中、4年1億3700万ドルでオクラホマシティ・サンダーと再契約を結んだ。
その背景にはウエストブルックとの強い友情があったと本人は話している。
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そして2018−19シーズン。
あのラッセル・ウエストブルックが、チームのファーストオプションをポール・ジョージにゆずりポール・ジョージは完全なる復活を遂げた。
ギクシャクしたボールのシェアに悩むようなことはなく、周りから支えられ、ただひたむきに勝利のために攻撃するポール・ジョージを見ることができた。
ウエストブルックとの絆でこれからもポールジョージはわくわくするようなプレーを見せてくれることだろう。
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ポール・ジョージが残留したのはオクラホマの自然も関係している？！
実はポールジョージ、バスケ以外の顔はというと大の釣り好きとして有名である。
シューズにも魚が描かれ、骨折しているときも釣りには行っていたと言う話だ。
自身のインスタグラムにも釣り関連の投稿が多く、釣り環境に優れているといわれるオクラホマ、ひょっとして残留の決め手は釣りも関係していたりして・・・
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