リーグ最強のディフェンスチームを作り続けた栃木ブレックスのヘッドコーチ「安斎竜三」とは?

2018-19シーズンのBリーグは、特に東地区が接戦だった。

昨年の優勝チームのアルバルク東京が東地区3位だったことです。

最終的にはアルバルク東京が優勝したが、今シーズンアルバルク東京より勝率が上だったチームがあります。

栃木ブレックスだ!

49勝11敗、勝率8割は強いチームと言っても過言ではありません。

そのチームを率いたヘッドコーチが安斎竜三です。

栃木ブレックスを語るには安斎竜三の存在は欠かせない。

そんな安斎竜三に迫ります。

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安斎竜三とはどんな人物なのか

福島県出身の元プロバスケットボール選手。

身長178㎝のポイントガードでした。

年齢は38歳で、現役で同じ栃木ブレックスで選手として活躍している田伏勇太と同じ年です。

福島工業高校で1996年ウィンターカップ準優勝。

その際、決勝で負けた相手が田伏勇太率いる能代工業高校です。

日本リーグの大塚商会アルファーズ、埼玉ブロンコスでバスケット人生を歩み、2007年当時JBL2だった栃木ブレックスに移籍(背番号13)。

2013年に現役を引退しています。

引退後の2013-14シーズンから栃木ブレックスのアシスタントコーチに就任、アシスタントコーチの体調不良により2017-18シーズンからヘッドコーチに就任しています。

2018-2019シーズンの栃木ブレックス

2018-19シーズンは開幕から怪我人に苦しみました。

昨季3ポイントシュート率が1番高かった喜多川修平が8月に右膝前十字靭帯断裂及び半月板の損傷という今季絶望の大怪我。

田伏勇太も10月腰痛で長期離脱しています。

そんな中、若手ベテランが活躍し、遠藤祐亮・鵤誠司、現役復帰を果たした渡邉裕規の活躍が目立ちました。

また、海外から帰ってきた比江島慎も活躍しています。

栃木ブレックスと言えば、ディフェンスのチーム。

ほとんどの試合の失点は60点台と少ないです。

また、VS千葉ジェッツやアルバルク東京などとの強豪のチームでは、ローゲームと言えます。

4クオーターでの超攻撃的ディフェンスは、素晴らしいもので、チームディフェンスが出来るまで日本代表の比江島慎ですら、試合の出場時間が少ないものでした。

ヘッドコーチ「安斎竜三」の采配

今シーズンの安斎竜三の采配の中で、印象的なシーンがあります。

今シーズン何度も接戦を繰り広げられたVS千葉ジェッツ戦。

1クォーター開始30秒で、安斎竜三はタイムアウトを取っています。

見ている人すべてがなぜ?と思ったシーンです。

開始30秒は、千葉ジェッツのワンプレイ。

そのワンプレイのディフェンスが今までやってきたことと違ったからなのだそうです。

そのタイムアウト後にディフェンスが良くなったのは言うまでもない。

他にも、戦術を伝えるホワイトボードを投げたりと、熱い安斎竜三だからこそ栃木ブレックスのチームディフェンスが生まれています。

コート外では優しい?

そんな怖いと言われている安斎竜三ですが、日本代表の練習を見に行ったりとコート外では優しい表情をしています。

また、プライベートでは、新潟アルビレックスBBに所属している五十嵐圭と一昨年プライベートで旅行に行っている姿がインスタグラムにあげられていました。

さすがにプライベードでは、ホワイトボードを投げたりはしないでしょう。今後も栃木ブレックスと安斎竜三に注目したいです。

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