馬場雄大
所属 アルバルク東京(Bリーグ)
生年月日 1995年11月7日
年齢 23歳
身長 193 cm
体重 90 kg
ポジション スモールフォワード
現在Bリーグを2連覇中のアルバルク東京に在籍する馬場雄大は、父親と同じく日本代表の一員でもあります。
筑波大学時代には1年生の頃から主力としてインカレ2連覇を果たし、4年生の時に大学生ながらアルバルク東京と契約を結びました。
在学中にアーリーエントリーでプロになるNBAと違い、卒業後にプロ入りする日本では珍しいケースです。
2019年5月11日に行われたBリーグのファイナルを制しファイナルMVPを受賞した馬場は、6月にマーベリックスが開催するミニキャンプに参加。そこで評価されサマーリーグへの切符を手にしました。
サマーリーグでの成績
マーベリックスの一員として臨んだサマーリーグ第1戦の相手はブルックリン・ネッツで、1Q残り3分程の場面で早くも馬場に出場機会が訪れます。
ジャンプシュートやレイアップを放つものの得点を挙げられませんが、2Qには得点、リバウンド、スティールを記録します。
3Qには3ポイントも決めるなど存在感をアピールし最終スタッツは19分弱の出場時間で5得点、6リバウンド、3スティール。
フィールドゴール率は2/6で33.3%でした。
ファールが4つと多かったですが、デビュー戦としては上々のスタートを切りました。
クォーター終了間際にダブルクラッチで得点すると2Qにはジャンプシュート、3Qにはレイアップ、4Qにはフリースローで得点するなど16分48秒の出場で1戦を上回る8得点を挙げます。
フィールドゴール率も3/4の75%と高く、リバウンド3、ブロック1と着実に結果を残します。
第3戦はキングスと対戦し1Q中盤に登場すると、鋭いドライブでディフェンダーをかわしゴール下に切り込みリバースレイアップでバスケットカウントを奪います。
しかしこの日は6分ほどの出場時間に止まり、得点もこの3点だけでした。
クロアチア代表と対戦した第4戦も5分半の出場時間しか与えられず、3Q中盤に登場しましたがアシスト1のスタッツで終了しました。
クォーター終了間際に味方が外したシュートをダンクで叩き込みましたがゴールテンディングを取られノーカウントになり、4Qにはシュートを放つものの外れて無得点で交代しました。
また、ターンオーバーを2つ記録しています。
マーベリックスは決勝トーナメントに進みティンバーウルブズと対戦しましたが、クロアチア戦で右肩を痛めた馬場は試合を欠場。
チームは敗れた為、馬場にとって初めてのサマーリーグは終了しました。
4試合の平均スタッツは12分、4得点、2.3リバウンドでした。
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チームの評価は上々もNBA入りは・・・
意外と言っては失礼ですが、1,2戦では出場時間、スタッツ共に活躍を見せてくれた馬場雄大。
特に第2戦ではアグレッシブな姿勢もチームにアピール出来たと思いますし、もっと得点を挙げられる可能性も感じました。
実際チームのコーチも
「彼はハードにプレーする選手で、我々が好むタイプの選手だ」
と高い評価を受けています。
しかし3,4戦は出場時間が少なく活躍できる隙がありませんでした。
現実的に考えて今回のサマーリーグの内容ではNBAに引っ張られる可能性は低いと思います。
しかし、以前本人が
「今回の渡米の目標はサマーリーグ出場」
と語っていたように、今回はNBA入りを目指すというよりもアメリカの空気感や自分がどれだけ通用するかを試す機会と考えていたようです。
そういう意味ではクロアチア戦で世界のフィジカルの強さも痛感したでしょうし、自分のバスケットがそれなりに通用すると自信にもなった筈ですので、今回の挑戦は大成功だったのではないでしょうか?
チームコーチも、このままやり続ければ問題ないと言っていますし、今シーズンBリーグで更なる力をつければ来年はNBA入りも夢ではなくなるかも知れません。