ビスマック・ビオンボ、コンゴが生んだアフリカを代表するセンター

現在シャーロット・ホーネッツで活躍するアフリカ出身のセンター、ビスマック・ビオンボ。

あまりインパクトのあるプレイをするタイプではなく、NBAファンのあいだでもあまり知られていないが、彼は間違いなくチームにとってもアフリカにとってもとても重要な選手だと言えるだろう。

今回はアフリカにルーツを持つ素晴らしい選手を紹介する。

プレイオフで1試合26リバウンドも記録した低身長センター

206cmとリーグの中で最も身長の低いセンターの一人ながら、228cmにも達するウィングスパンを活かしブロックとリバウンドなど守備を得意とする。

2016年にはラプターズの球団記録となる1試合25リバウンドを記録し、その年のプレイオフではまたも球団記録となる1試合26リバウンドを記録するなど、強いインパクトを残せる選手だ。

ゴール下でより安定した活躍ができれば安定した先発に

大きいインパクトは残しつつもやや安定感と数字が欠けている。

ベンチスタートメインビオンボはキャリア平均20分の出場で5.1得点6.3リバウンド1.3ブロックとまあまあな成績。

しかし今期はキャリア最高の平均7.9得点を記録しており、27歳ながら成長を見せているため今後の活躍次第では安定して先発の座につく可能性も大いにあるでしょう。

アフリカリーグ設立に向け良い影響を与え続けえるNBA選手た

2019年2月にNBAがFIBAとともに、アフリカプロバスケットボールリーグ設立を表明した。

この動きはアフリカでプロ、さらにはNBA選手になることを夢見る子供達に大きな希望と可能性を与える素晴らしいことである。

またこれには90年代に一世を風靡したコンゴ出身のレジェンド、ディケンべ・ムトンボや現在NBAに所属するビスマック・ビオンボらアフリカ勢の活躍の影響が非常に大きい。

今後もビオンボらを筆頭に、アフリカ勢のNBAでの活躍が多くのアフリカの人々に夢と希望を与え続け、バスケ界に大きな影響をもたらすだろう。