90年代を代表する3ポイントシューター「グレン・ライス」

90年代に入りNBA選手のプレイスタイルが変化していき、それによりチームの戦術も変化ししていきました。

グレン・ライスはその変化の波に乗った選手のうちの一人です。

グレン・ライスはどのようなプレイスタイルを持つ選手だっのでしょうか?

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3ポイントコンテストを優勝する実力をもつ生粋のシューター

90年代に入り3ポイントを狙う選手また戦術が広まり、グレン・ライスはすぐにその流れに順応していった選手です。

1989年のルーキーイヤーは17本しか決めていなかった3ポイントシュートも翌年には71本、3シーズン目には倍以上の155本を決めています。

1995年にはオールスター前夜祭のスリーポイントコンテストで優勝もしています。

安定感のあるシュートで得点を量産していた全盛期

得点能力に長けた選手で、1試合50点を超えることもしばしば。

2000年に優勝を経験したレイカーズではコービー、シャックにつぐ3番目の得点源となっていましたが、以前に所属していたマイアミ・ヒート、シャーロット・ホーネッツではエースを任されていた選手です。

1997年のオールスターゲームでは第3クオーターの20点を含む26得点を挙げオールスターMVPにも輝いています。

現代のシューターに近いプレイスタイルだった?

レイ・アレンやステファン・カリーなどの得意技でもある速攻3ポイント。

今では普通となっていますが、90年代の頃はそうでもなかったんです。

当時のNBAでは速攻でスリーを狙うのはリスクが高く、勝負がかかった場面以外では確実に2点を取りに行くほうが好まれていました。

しかしグレン・ライスはその時代から速攻や攻撃の始まりから3ポイントシュートを狙う選手だったので、現代のプレイスタイルの先駆者と言っても過言ではないと思います

グレン・ライス含む当時の3ポイントシューターについて調べて現代の選手と比較してみるのもなかなか面白いですね。

息子の「グレン・ライスJr.」もNBAプレイヤーだった!

実はグレン・ライスの息子もNBAプレイヤーだったんです。

2013年のドラフト2巡目でフィラデルフィア・セブンティシクサーズに指名され、直後にウィザーズに移籍。

ウィザーズには2シーズン所属し、16試合に出場。

しかし、2015年には解雇されています。

 

そして、2016年には強盗容疑とマリファナ所持の疑いで逮捕されたようです。

2014年には、ラスベガスで行なわれたサマーリーグで6試合に出場し、リーグ最高となる1試合平均25得点、フィールドゴール成功率46.9%、7.8リバウンド、2.5スティールを記録。

サマーリーグのMVPにも選ばれていたようです。

 

もっと活躍できる選手だったかもしれないのに非常に残念ですね。

 

 

【文:Kenshin】

 

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