陰ながらチームを支えるベテラン・シックスマン「エバン・ターナー」

2010年ドラフトで全体2位指名を受けたターナーだが、キャリアを成功させたとは未だに言い難いだろう。

 

しかし彼の活躍はチームを良くするものであることは確かだ。

 

30歳を迎えたベテランシックスマンのキャリアに華を咲かせることはできるのだろうか。

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チームプレイに徹するシックスマン

シクサーズ時代には一時先発として起用され、平均2桁得点を超える得点源の選手でした。

 

しかしペイサーズ、セルティックス、そしてブレイザーズで過ごした6シーズンでは主にシックスマンとして出場し、それが定着。

 

重要な場面で得点を重ねられリーダーシップも発揮できるベテラン選手として重宝された。

 

今後の活躍次第ではチームを転々とする日々が続く可能性も…

昨シーズンに30歳を迎えたターナーにとっては自身のプレイを向上させるよりも、維持させることに考えがシフトしていくだろうと思います。

 

たまに見せるトリッキーなパスなどはセンスを感じさせるが、豪快なスラムダンクを披露する機会は減っていく。

 

そのため1つのチームに定着するには控え出場から正確にジャンプシュートを決めることが必要になるだろう。

新天地のサンズでどのような活躍を見せるか?

2019年にケント・ベイズモアとのトレードでサンズでプレイすることになったターナー。

 

若手が多く揃うサンズでもやはりシックスマンの起用が予想されるが、経験豊富な30歳ベテランの加入は若手に良い影響をもたらすだろう。

 

移籍時の会見では

サンズはとてもポテンシャルのあるチームだし、そこで活躍するのが楽しみだよ」

と前向きなコメントしている。

 

ディフェンスやプレイメイキングだってできるし観客を盛り上げるプレイもできる。スコアだって取れる。でも1試合20点とってチームが負けたら意味がない。ちゃんとチームの目的にあったプレイをすることに意味があるんだ。」

 

近年勝率を伸ばせられていないサンズに追い風を吹かせることができるのか、ベテランシックスマンのキャリアはまだまだ続く。

NBA史上初!ベンチ出場からパーフェクトゲームでトリプルダブル!

2019年4月。

ポートランド・トレイルブレイザーズ対ミネソタ・ティンバーウルブズ戦。

エバン・ターナーがキャリア4度目のトリプルダブルを達成したのだ。

しかも、これは、ただのトリプルダブルではない。

ベンチスタートでフィールドゴールをすべて決めてのトリプルダブル。

(13得点11リバウンド10アシスト)

なんと、フィールドゴール5本、フリースロー2本を全て決める「パーフェクトゲーム」

ベンチスタートでフィールドゴールすべて決めてトリプルダブルを達成したNBA史上初の選手になったのだ。

【文:Kenshin】

 

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