Bリーグでよく、試合前に他のチームの選手同士、HCと選手が話しているのはよく見かけますが、HC同士はありませんよね?
HCが集まる野球のようなドラフトは見かけないし、敵ですし…。
しかし、日本代表戦に衝撃の映像がありました。
横浜ビーコルセアーズのHCトーマス・ウィスマンと琉球ゴールデンキングスの佐々宣央HCが隣同士で試合を見ていました。
まさに何の接点?と言っていいこの2人。
しかし、調べてみるとB1だけでもHC同士は繋がりがありました。
この繋がりを知るとバスケットを見ている上でより深く楽しめますので紹介したいと思います。
日本代表繋がり
日本代表の繋がりは、とても多いものでした。
・鈴木貴美一(三河HC)2006‐2008、2012‐2013HC
・大野篤史(千葉HC)、梶山信吾(名古屋HC)2006年日本代表選手
・佐々宣央(琉球HC)2009年AC、2014~2017年AC
・トーマスウィスマン(横浜HC)2010~2012年AC
・佐藤賢治(川崎HC)2014~2016年AC
・ルカ・パヴィチェヴィィッチ(アルバルク東京HC)2016年11月以降のHC
これを見ただけでびっくりしますが、大野・梶山HCは日本代表選手時代、鈴木HCの指導を受けています。
冒頭に書いた佐々HCとトーマスウィスマンHCの繋がりは正確にはかぶっていませんが、日本代表AC繋がりでしょう。
そして、佐藤HCと佐々HCは日本代表のACとして時期がかぶり、ルカ・パヴィチェヴィィッチと佐々HCは日本代表のHCとACだったのでしょう。
宇都宮ブレックス繋がり
宇都宮ブレックス繋がりのHCを紹介します。
・安齋竜三(宇都宮HC)2007~2013年選手、2013~2017年AC、2018年からHC
・トーマスウィスマン(横浜HC)2008~2010年HC
・佐々宣央(琉球HC)2013~2016年AC
ここでも、トーマスウィスマンと佐々宣央の共通点がありましたが、残念ながら時期が被っていません。
しかし、トーマスウィスマンが現宇都宮ブレックスのHC時代に安齋竜三は選手として活躍しています。
この3人の共通点はディフェンスに力を入れているということです。
現在、B2信州ブレイブウォリアーズのHCで2017-2018現宇都宮ブレックスのACでもあった勝久マイケルもディフェンスに力を入れています。
先輩・後輩・同級生
最後に先輩・同級生関係です。
・鈴木貴美一(三河HC)の2年先輩が内海知秀(高校・日本鉱業時代)
・日体大同級生:大野篤史(千葉HC)、鈴木裕紀(島根HC)、堀田剛司(B2広島HC)
・三菱電機(現名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)チームメイト:大野篤史(千葉HC)、梶山信吾(名古屋HC)、堀田剛司(B2広島HC)
B2のHCも入りましたが、同級生・先輩・後輩多いバスケット界です。
余談ではありますが・・・
余談ですが、安齋竜三HCが2~3年前にブログで友人と旅行に行ったその友人は、アルビレックス新潟の五十嵐圭でした。
これもびっくりな話です。
また、ゲーム中にベンチ前で片膝を立てて座るポーズはブースターから佐々ポーズと呼ばれているのに対し、ルカ・パヴィチェヴィィッチもライン際で似ているポーズをしています。
大野HCと日本代表の佐古ACは、広島時代のHCとACですし、川崎の辻選手が「日本代表はいとこ」と言いましたが、「B1のHCは親戚」なのだと思います。