ティム・ハーダウェイ・ジュニアは父親のようになれるのか?

NBAレジェン、ティム・ハーダウェイの息子で現在はダラス・マーベリックスで活躍するティム・ハーダウェイJr。

今回は着々と成長を見せる彼のプレイスタイルや経歴を紹介する。

 

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中々評価されなかった学生時代

高校時代にはシーズン平均30得点をする活躍などを見せるも、高い評価は受けず大学からのスカウトも少なかった。

 

大学ではミシガン大学で1年目から奮闘しU-19のアメリカ代表にも選ばれる活躍もした。

 

3学年のNCAAトーナメントでは1回戦でトーナメントキャリアハイの21得点を記録し勝利、続く試合でも31得点を記録。

セミファイナルではチームハイの13得点に加え6リバウンド5アシストとオールラウンドな活躍をみせ勝利に導くも、決勝では12得点に収まりチームも悲願の優勝とはならなかった。

 

爆発力がある反面安定した活躍があまりできず、スランプに陥ることも多く精神的に未熟であるとも言われていた。

しかしNBA2013ドラフトでは全体24位と決して低くはない評価を受けニックスに入団することができた。

 

NBAデビューを果たすも中々芽が出なかった若手時代

ルーキーイヤーは元NBA選手、しかもオールスター級の息子というプレッシャーの中期待された選手だったが、シーズン平均は10得点に留まり、その後3年ほどは目立った数字は残していなかった。

 

ライジングスターチャレンジで相手チームのディオン・ウェイターズとの3ポイントの打合いを見せ、合計7本の3ポイントを決め36得点の活躍を見せるなどスターの片鱗を見せる一面もあった。

 

しかしアトランタに移籍した年は51試合の出場で平均6.4得点にとどまり、3P率も0.338とやはり課題はスコアラーにおける得点面の安定性だった。

 

徐々に安定した活躍を見せ始める5年目以降

アトランタからニューヨークに戻った5年目のシーズンは54試合に先発出場し平均17得点を記録し安定した活躍を見せ始める。

翌シーズンにはシーズン途中でダラスに移籍し、19試合で平均15.5得点を記録。

現在も主に先発として平均15.3得点を記録し、3P率はキャリアハイの0.407を記録している。

 

まだオールスター級とまではいかないが確実に成長を見せており、セス・カリーやルカ・ドンチッチらとともにアウトサイドスコアラーとしてチームのシステムに馴染んでいる。

 

現在ダラス・マーベリックスはウェスタンカンファレンス7位につけており、プレイオフ確実とはまだ言い難い順位だ。

しかしもしこのままプレイオフに進出し活躍を見せれば、周囲の評価も上がるだろう。

今後の成長にも注目である。

【文:Kenshin】